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2009年02月18日(水) 20時44分

公立病院の不良債務処理「特例債」総額572億円発行へ読売新聞

 総務省は18日、医師不足などで生じた公立病院の不良債務を処理するため、地方債の特例として創設した「公立病院特例債」に関する、52団体の発行予定額を発表した。

 総額は約572億5000万円。償還期間は7年以内で、地方自治体にとっては短期の借金を長期に振り替え、計画的に返済することが可能になる。

 52団体の内訳は、都道府県は沖縄県だけで、29億8000万円となっている。政令市では名古屋市が33億7000万円、神戸市が17億4700万円。その他は、大阪府泉佐野市が24億9400万円、長崎県大村市が14億2700万円などとなっている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090218-OYT1T00783.htm