唐津市北城内の昭和幼稚園で17日、卒園茶会が行われ、年長組の園児たち18人が一年間勉強してきたお点前を母親らに披露した=写真=。
園では1988年から情操教育の一環として、保育にお茶を取り入れており、裏千家の先生を招いて毎月2回、礼儀作法などを学んでいる。
茶室にあてられた図書室には、7段のひな飾りのほか、ツバキが飾られ、華やいだ雰囲気。童謡「うれしいひなまつり」が流れるなか、園児たちは「おいしいお茶をたてます」とあいさつし、昨年9月に親子で絵付けして焼いた唐津焼の茶わんと茶せんを使って、上手にお茶をたてた。このあと、母親らからお返しにお茶をたててもらい、心の交流も深めた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090217-OYT8T01025.htm