県議会は17日、議会運営委員会を開き、定例会の会期を24日から3月26日までの31日間と申し合わせた。県は、総額5904億1600万円の2009年度一般会計当初予算案など55議案を提案する。
また、委員会では昨年発覚した教員汚職事件を受け、県議会が設置した議会のチェック機能強化検討委員会で取りまとめた「県議会基本条例素案」が、委員長に報告された。
素案では、議会の役割として、知事や執行機関への監視や評価、必要な措置を促すことを挙げた。倫理規定として〈1〉不正疑惑を持たれる恐れのある金品の授受をしない〈2〉県職員の公正な職務執行を妨げる行為をしない〈3〉職員の採用、昇任または人事異動に関し、働きかけをしない〈4〉政務調査費に関する規定を順守する——とした。
一方、一般会計当初予算案は、景気・雇用対策に重点を置き、3年ぶりのプラス編成となった。定例会には県警の警察官増員(10人)を受けた条例改正案などが提案される。
代表質問は3月5、6日、一般質問は9、10、11日。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090217-OYT8T00993.htm