奄美市は17日、総額286億1200万円の2009年度一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比3・8%増で、地域経済の再生などを重視した。
歳入は、市税が2%減の38億4200万円だが、地方再生の配慮から、地方交付税は6・0%増の119億9300万円。市債発行額は1・7%減の24億5400万円。市債残高は09年度末で524億4600万円の見込み。歳出は、景気対策もあり普通建設費が19・6%増の41億7600万円と大幅に伸びた。
主な事業は、▽市地方卸売市場を移設する「奄美の農産物流通機能強化事業」4億2100万円▽皆既日食に合わせてキャンプサイトの用地整備などをする「皆既日食対策事業」1026万円——など。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090217-OYT8T01199.htm