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2009年02月18日(水) 14時41分

ひき逃げ検挙向上 広島県中国新聞

 昨年、広島県内のひき逃げ事件の検挙率は48.7%で、前年を7.1ポイント上回ったことが県警のまとめでわかった。今年1月も高い割合で推移。6月からは悪質運転への行政処分も厳しくなり、県警は引き続き迅速な捜査と摘発を目指す。

 県警交通指導課によると、被害者がけが、または死亡したひき逃げ事件は2004年から減少。08年の発生は前年より36件少ない298件だったが、摘発数は145件と6件増えた。

 逃走の動機は「飲酒運転中」と「無免許運転中」が全体の25.5%を占め、4人に1人が別の違反発覚を恐れて逃げていたこともわかった。

 検挙率は03年以降、30—40%台前半で推移。今年1月は19件発生、13件の摘発があり、検挙率は昨年同期比を15.5ポイント上回る68.4%となっている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902180075.html