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2009年02月18日(水) 14時41分

定住促進へ滞在型観光始まる中国新聞

 広島県北広島町芸北地域の八幡高原を舞台にした滞在型観光の試みがスタートした。住民と触れ合い、高原の魅力を体感してほしい。そして定住の促進につながれば—。そんな地域の願いを込めた1泊2日の体験ツアーが14、15日にあった。

 町内の官民の協議会が企画した、雪原散策と田舎料理のツアー。広島市や廿日市市などから熟年世代を中心に18人が参加。宿泊先の民宿では暖炉のぬくもりに包まれ、猪鍋と程よい甘味の特産のどぶろくを楽しんだ。

 テーブルを囲み、自然の癒やしや田舎暮らしの夢を心ゆくまで語り合った参加者たち。翌朝、臥龍のふもとを歩いた。根雪を踏みしめ、遠くを望むと太陽光がすっと差し込み、幻想的な雰囲気となった。

【写真説明】<左>臥龍山麓の雪原を散策。幻想的な空間が広がった
<右>どぶろくで乾杯。田舎暮らし談議に花が咲いた

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902180058.html