いじめや虐待から子どもを守るCAPプログラム講習会が17日、尾道市瀬戸田町の福祉保健センターであった。子育て中の母親13人が寸劇などを通し、子どもの人権について考えた。
CAPはChild(子ども)Assault(暴力)Prevention(防止)の略。1978年、米国で小学生へのレイプ事件をきっかけに始まった。講習会では、2000年に発足したCAPおのみちのメンバー3人がいじめの寸劇や人形劇を演じ、権利を侵害された子どもたちが自信と勇気を取り戻す教育プログラムを紹介した。
【写真説明】母親たちの前でいじめの寸劇を演じるCAPおのみちのメンバー(手前)