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2009年02月18日(水) 19時40分

麻生内閣支持13%、下落加速 不支持76%、共同通信調査東京新聞

 共同通信社が17、18両日に実施した全国緊急電話世論調査で、麻生内閣の支持率は13・4%と今月7、8両日の前回調査から4・7ポイント低下し、2001年に退陣した森内閣に次ぐ低水準となった。不支持率は76・6%で前回からわずか10日で5・7ポイント急増。支持率下落は加速しており、政権末期の様相だ。

 望ましい衆院解散・総選挙の時期は「今すぐに」32・0%、「09年度予算成立後の4月ごろ」38・8%。4月までの解散を望む声は計70・8%に達し、前回62・3%から増加した。

 ろれつが回らない状態で記者会見し、辞任した中川昭一前財務相兼金融担当相に対する麻生太郎首相の任命責任について「大いに責任がある」としたのは33・7%、「ある程度責任がある」は47・1%で計80・8%に及んだ。辞任自体に関しては「当然だ」が84・1%、「辞任しなくてよい」は12・8%だった。

 定額給付金の財源を確保する08年度第2次補正予算関連法案を衆院再可決で成立させる与党の方針については反対が61・3%で、賛成の29・9%の2倍に達した。

 支持層別の内閣支持率をみると、自民支持層では不支持54・3%、支持34・7%。公明支持層が不支持55・8%、支持12・9%で、いずれも麻生内閣としては初めて不支持が上回り、与党支持層の「麻生離れ」が鮮明になった。

 望ましい政権の枠組みは「民主党中心」が53・4%と「自民党中心」の28・1%を上回った。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009021801000493.html