民主党の小沢一郎代表と社民党の又市征治副党首は18日、富山市で記者会見し、次期衆院選の富山3区で民主党が擁立した元民放アナウンサー相本芳彦氏(52)を、両党の無所属統一候補にすると正式発表した。近く両党が相本氏の推薦を決定する。
同区から比例北信越ブロックに転出する国民新党の綿貫民輔代表は、相本氏の推薦に消極的だが、小沢、又市両氏は「粘り強く協力を求めたい」と3党の統一候補を目指す意向を示した。
富山3区では、自民党が地元市長の擁立を模索する一方、同ブロック現職の萩山教厳氏(76)も公認に意欲。同党を離党した県議の柴田巧氏(48)も無所属での出馬を表明している。