農林漁業分野の求人に対し、関係団体などの相談窓口を通じて、昨年暮れから2月10日までに計441人の就職が決まったことが18日、農林水産省のまとめで分かった。
1月28日時点は151人、2月4日時点は249人と就職者は順調に増加。農水省や農林漁業の関係団体の雇用相談窓口への問い合わせも昨年末から9000件を超えたという。
農水省によると、2月10日現在の農林漁業求人は全国で計1844人。「不況の中、雇用の受け皿として農林漁業が期待されている」としてさらに求人情報の提供を促進する。
就業した441人の内訳は、農業が132人(1月8日から集計)、林業が269人(昨年12月1日から集計)、漁業が40人(昨年12月24日から集計)。