【ニューヨーク17日共同】連休明け17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米経済の先行きに悲観的な見方が強まったことから急落、13日に比べ297・81ドル安の7552・60ドルで取引を終えた。3営業日続落し昨年11月中旬以来、ほぼ3カ月ぶりの安値となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は63・70ポイント安の1470・66。
日本で実質国内総生産(GDP)が落ち込むなど世界規模で景気が急減速していることに加え、朝方発表された米国の製造業関連の経済指標が悪化したことを受けて幅広い銘柄が売られた。
経営再建計画の政府への提出期限日を迎えた米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の株価は先行き不透明感から12%超下落。ほぼ全面安となる中、四半期ベースで過去最高の売上高を発表した米小売り最大手のウォルマート・ストアーズの値上がりが目立った。