【ニューヨーク17日共同】連休明け17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は反落し、指標となる米国産標準油種(WTI)3月渡しは13日比で2・58ドル安い1バレル=34・93ドルで取引を終えた。
世界規模で景気低迷が深刻化、エネルギー需要が落ち込むとの見通しから売りが優勢となった。
一方、ニューヨーク金先物相場は大幅反発し、取引の中心となる4月渡しは13日比で25・30ドル高の1オンス=967・50ドルで取引を終えた。終値ベースでは昨年7月中旬以来、約7カ月ぶりの高値。世界経済の先行き不透明感が強いことから、安全資産とされる金に資金が集まった。