米球界から日本球界入りして2年目の日本ハム・多田野が18日、サムスン(韓国)との練習試合に先発し、3回を1安打無失点と好投した。新球のカットボールに「使えるという感触を得た。まだ細かい制球はないけれど、相手のタイミングを崩すことができた」と手応えを口にした。
昨季は自主トレ中の1月に左手首を骨折し、キャンプに参加できなかった。出遅れにもかかわらず、先発枠の一角を担い7勝を挙げた。日本ハム入団後、初めてのキャンプを送ることしは、順調に調整を進める。
課題も見えている。昨季、7度も記録したボークへの対策だ。12日の紅白戦でもボークを取られて以降、別メニューで課題克服に取り組んできた。この日の練習試合では、しっかりと意識し、梨田監督も「全体的には良かった」と評価した。