日本テニス協会などは18日、今年から10月に女子テニス協会(WTA)ツアーの新設大会「HPオープン」を大阪市で開くと発表した。東京都内での記者会見でクルム伊達公子(エステティックTBC)は「(経済的に)厳しい環境の中でスポンサーがついてくれて貴重な大会になる。出場できるようにランキングを上げたい」と抱負を語った。
WTAのツアー日程は秋にアジア地区の大会が集中するよう今年から大幅に改変された。去年までツアーに組み込まれていたジャパン・オープンは格下の大会となり、成績上位者はHPオープンに推薦で出場できる。
会場は大阪市靱テニスセンターで10月12日から18日まで。スポンサーはコンピューターの日本ヒューレット・パッカード社で賞金総額は22万ドル(約2024万円)。