【タンパ(米フロリダ州)17日共同】禁止薬物使用を認めている米大リーグの強打者ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手がフロリダ州タンパのキャンプ地に合流した17日、記者会見を開き、「3シーズン、1カ月に2度、(試合のある)6カ月間使い続けた。いとこに注射してもらった」などと語った。
ロドリゲスは「2001年にいとこがドミニカ共和国で薬物を買えるという話を持ち掛けてきて、劇的に力を向上させるというので始めた」ときっかけについて説明し「どんな問題があるかについては無知だった」と述べた。
使用をやめた理由を03年の首のけがと04年から罰則規定ができたことなどを挙げた。
ロドリゲスはレンジャーズ時代の01年から03年まで筋肉増強効果のある薬物を使用した事実を9日にスポーツ専門放送局の番組の中で認めていた。その後、報道陣の質問に答えたのは初めて。