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2009年02月18日(水) 20時23分

同僚の妻をのぞきたい、警部補が鍵盗みヤスリで複製…しかし読売新聞

 同僚の妻に好意を抱き、盗んだ鍵で合鍵を作って同僚宅に忍び込もうとしたとして、新潟県警は18日、秋葉署交通課警部補の男(32)を窃盗と住居侵入未遂、器物損壊の疑いで新潟地検に書類送検した。

 県警は警部補を停職6か月の懲戒処分とし、警部補は18日付で依願退職した。

 警部補はかつての職場で、県警職員をしている同僚の妻(20歳代)を見知っており、「好意を持っていた。どんな生活をしているのか、家の中をのぞいてみたかった」と供述しているという。

 県警の発表によると、警部補は1月8日夕、署内の同僚の机から家の鍵を盗んでコピー機で複写し、ヤスリなどを使って合鍵を自作。1月15日夜、新潟市秋葉区の同僚宅に侵入しようとした疑い。

 また、合鍵の先が鍵穴に詰まったまま抜けなくなってドアは開けられず、鍵穴を壊した疑い。警部補は同僚の話をもとに、留守を狙って侵入を図っていた。

 同僚が被害を届け出たところ、警部補が自分がやったことを名乗り出たという。

 県警の村山米次・首席監察官の話「警察の信頼を損ない、極めて遺憾。職員に対し職務倫理教養を徹底し、再発防止に努めたい」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090218-OYT1T00759.htm