会計検査院の調査で国庫補助金の不正経理が発覚した和歌山県は18日、物品購入や旅費などの不適正な支出に関与した職員ら71人の処分(同日付)を発表した。
原邦彰・副知事を訓告、会計管理者や部長級職員ら35人を厳重注意、部長級と次長級ら35人を注意とした。
記者会見した仁坂吉伸知事は「知事の処分規定はないが、私自身の責任は(懲戒の)戒告処分に当たる」と謝罪。問題の背景を「処理がルーズだった」とし、職員らの個人的な流用は否定した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090218-OYT1T00555.htm