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2009年02月18日(水) 14時17分

湿地に群生するザゼンソウ、例年より1週間早く咲き始め読売新聞

咲き始めたザゼンソウ(2月15日、富士見村で)

 群馬県富士見村の沼の窪村有林で、湿地に群生するザゼンソウの花が咲き始めた。

 ザゼンソウの名前は、茶色い苞(ほう)に包まれた黄色の花の様子が、座禅を組む僧侶のように見えることが由来とされる。2ヘクタールほどの村有林には約3000株が自生しており、村の天然記念物にも指定されている。今年は、例年よりも1週間早く咲き始め、今月下旬〜来月中旬に見ごろを迎えるという。

 今月15日、夫婦で訪れていた前橋市の北爪剛さん(67)は、「春の訪れを感じさせるようにひっそりと咲いていて心が和む」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090218-OYT1T00012.htm