参院予算委員会(溝手顕正委員長)は17日、2009年度予算案の審議を前にした地方の現地調査で、広島県内を視察した。
与野党の12人が県庁を訪れ、藤田雄山知事らと非公開で会談。藤田知事は厳しさを増す県内の経済・雇用環境などについて説明し、一刻も早い09年度予算案の成立や地方財政の充実、地方分権改革の推進を要望した。
終了後、溝手氏は「県財政に極めて弾力性がなくなっている。議論が浮上している追加経済対策では、地方に配慮したやり方が必要だ」と述べた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902180040.html