JR東海道線の電車内で女性乗務員2人に暴行したなどとして、強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた川崎市川崎区、飲食店員・今井卓哉被告(34)の控訴審判決が18日、東京高裁であった。
中山隆夫裁判長は「自己の欲望の赴くままに犯行を繰り返しており、卑劣で陰湿だ」と述べ、懲役18年とした1審・横浜地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
判決によると、今井被告は2008年3月と4月、走行中の電車内で、それぞれ20歳代の女性乗務員をトイレに連れ込んで暴行。同年3月には川崎市でも、20歳代の女性を駐車場に連れ込んで暴行した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090218-OYT1T00354.htm