仙台市農業園芸センター(若林区)で、恒例の「ラン展」が開かれている。
大温室には、生産者が手塩にかけた200品種1000株が並び、一歩足を踏み入れると、色とりどりのランが放つ甘い香りが鼻をくすぐる。
今年は、アンデス山脈に自生する「マスデバリア」のコーナーが設けられ、約50品種をマチュピチュ遺跡の写真とともに展示。アンデスの妖精と言われる鮮やかな色彩と独特の姿に、石巻市の菅原良子さん(62)も「かわいらしい。遠いアンデスの地に思いをはせます」とうっとりとしていた。
市内の生産者が育てたランの販売会も開かれている。22日まで。入場料は、大人400円、小中学生200円。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T01144.htm