冬型の気圧配置に戻った西日本は17日、各地で雪が観測されるなど厳しい冷え込みとなり、交通機関も一部乱れた。
神戸・六甲山(標高931メートル)は、うっすら雪化粧した。山頂近くの飲食店「一軒茶屋」によると、明け方には氷点下9度まで冷え込んだ。2日前の15日には12度まで気温が上がったといい、射場(いば)浩司店長(32)は「寒暖差がこんなに大きいのは珍しい」と話す。
東海道新幹線は、滋賀県米原市付近の降雪のため、岐阜羽島—新大阪間の上下線で、始発から午前10時過ぎまで徐行運転。23本が最大15〜10分遅れ、約1万8000人に影響した。
京都府南丹市のJR山陰線園部駅では午前5時30分頃、同駅発京都行き普通電車に電気が流れない不具合が見つかり、運転を取りやめた。架線から電気を集めるパンタグラフなどが凍り、異常が起きたらしい。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00656.htm