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2009年02月17日(火) 13時30分

800年の伝統、烏帽子振り回し舞う…「八戸えんぶり」読売新聞

「八戸えんぶり」で勇壮な舞を奉納する太夫たち(17日朝、青森県八戸市の長者山新羅神社で)=三上津与美撮影

 青森県八戸市で17日、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統の豊年祈願祭「八戸えんぶり」が始まった。

 約800年前から八戸地方に伝わる民俗芸能で、稲作の様子を舞で再現し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。見せ場は、笛や太鼓、手平鉦(てびらがね)のリズムに乗り、舞い手の「太夫」らが、農耕馬をかたどった独特の烏帽子(えぼし)を地面すれすれに振り回す「摺(す)り」。

 ここ数日の寒波で一帯が雪に覆われた中、長者山新羅(しんら)神社で33組のえんぶり組が次々に舞を奉納。20日まで。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00512.htm