17日午前4時50分頃、名古屋市中区金山の市営地下鉄の金山駅で、地下1階コンコースと地上を結ぶエスカレーターから煙が出て、異臭がするのを職員が見つけ、消防に通報した。
出火はしておらず、営業開始前で乗客への影響もなかった。
市交通局で調べたところ、エスカレーターはブレーキがかかった状態で作動しており、摩擦で発煙したとみられている。原因は、ブレーキを緩める電気回路のスイッチの接触不良だった。エスカレーターは1989年6月に設置された日立製作所製で、今月13日の定期点検時には異常はなかったという。
金山駅には同社製のエスカレーターが12機あり、念のために点検を行ったが、ほかに異常はなかったという。問題のエスカレーターは17日夕までには運転再開できる見込み。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00426.htm