横浜市は16日、開港150周年に向けて改修を行っている「横浜マリンタワー」(中区、全長106メートル)の開業日を5月23日に決めたと発表した。
市は新たな観光と市民交流の施設にしたい考えで、年間の来場者を30万人と見込んでいる。
市によると、展望台の床の一部をガラス張りにして地上90メートルから下を見渡せるように改修しており、かつて「世界一高い灯台」として認定されていたタワーの高さを実感できるようになるという。
また、同タワーの低層部の建物(1〜4階)には、市民活動の発表の場として気軽に利用できるホールや近郊で採れた食材を積極的に取り入れたレストランなどを設ける。
市は昨年3月から約31億円を投じて改修を進め、既に、外装の基調を白と赤から銀色に一新している。
展望台の料金は大人750円、中高校生500円、小学生250円、3歳以上の幼児200円、3歳未満は無料。入場時間は午前10時〜午後10時。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090216-OYT1T01235.htm