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2009年02月17日(火) 03時28分

勇壮にジョヤサー!秋田・横手の「ぼんでんコンクール」読売新聞

小雪が舞う中、豪華な「ぼんでん」が披露された(16日、秋田・横手市中央町で)

 秋田県横手市中央町の横手地域局前おまつり広場で16日、恒例の「ぼんでんコンクール」があった。

 本ぼんでん35本、小若ぼんでん17本、えびす俵6基が勇壮に繰り出し、観光客をわかせた。

 横手のぼんでんは15、16日に行われた「かまくら」と並ぶ小正月行事で、280年の歴史があるとされる。

 本ぼんでんは高さ約5メートル、重さ約50キロで、先につけた美しい頭飾りが特徴。今年は干支(えと)の丑(うし)や、NHK大河ドラマの主人公・直江兼続をかたどった飾りが登場し、審査員の前で、「ジョヤサー」の掛け声と共にぼんでんを打ち振ってアピールした。

 審査の結果、本ぼんでん最高賞の知事賞に「永建会」、読売新聞社賞には「三枚橋梵天奉納会」が選ばれた。

 17日には約3キロ先の旭岡山神社を目指し、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願して先陣を争ってぼんでんを奉納する。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00023.htm