中川財務・金融相は17日の閣議後の記者会見で、ローマで開かれた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)閉幕後の記者会見でろれつが回らなかった問題について、14日のG7閉幕から日露財務相会談までの間に財務省幹部らと昼食を取った際、「目の前にワインがあったことは事実だが、グラスに口はつけたが飲んだということではない」と述べ、少量のワインを口に含んだことを改めて認めた。
進退問題については、「与えられた仕事を一生懸命にやっていく」と語り、辞任しない考えを示した。
また、財務相は「何人か(の記者)とたまたま会って、同席した」と述べ、昼食に同行記者が同席していたことを認めた。
この後、財務相は都内の病院で医師の診断を受けた。終了後、記者団に対し、「風邪と腰の痛みの薬を飲んだことが原因との意見書をもらった。入院する必要はないと言われた」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090217-OYT1T00315.htm