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2009年02月17日(火) 12時52分

水着姿を児童ポルノと判断…芸能プロ社長ら逮捕スポーツ報知

 16歳の少女が露出度の高い水着姿で出演する映像を撮影したとして、警視庁少年育成課は17日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、東京都渋谷区の芸能プロダクション「ピンキーネット」社長神崎修一容疑者(41)ら3人を逮捕した。

 水着を身に着けるなどして胸や下半身を露出しない映像は「着エロ(ちゃくえろ)」とも呼ばれるが、児童ポルノとして摘発されるのは異例。同課はスタッフが少女の胸を触るなどしていることから、児童ポルノと判断した。

 3人の逮捕容疑は昨年6月22日、東京都中野区の貸しスタジオで、無職の少女(16)の水着姿を撮影し、児童ポルノDVDを製造した疑い。

 少年育成課によると、DVDは昨年11月に発売され、約2000枚が流通しているという。

 神崎容疑者が水着モデルとして募集し少女が応募。少女が「恥ずかしい姿を撮られた」と警察に相談し発覚した。

 水着姿の映像をめぐっては、2007年にも警視庁が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で出版社社員ら4人を逮捕したが、東京地検は同法違反罪での起訴を見送った。

(2009年2月17日12時52分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090217-OHT1T00130.htm