来日中のクリントン米国務長官が17日朝、明治神宮(東京都渋谷区)を参拝し、神楽の舞などを楽しんだ。
青いジャケットに黒いズボン姿のクリントン氏は午前8時半、神職や大使館関係者らに囲まれて笑顔で東神門へ。報道陣に向けて両手を広げ「日本の歴史と文化に敬意を表すために来た。ここには重要な歴史があるが、それ以上にいい未来もある」と神社の印象を話した。
神社関係者によると、本殿に入ったクリントン氏は玉ぐしを奉納して一礼。用意していたお供えを出した。案内した中島精太郎宮司らと神楽を鑑賞した後、感想を詳細に記帳したという。
平日の朝で、境内は人影もまばら。居合わせた参拝客は「りんとしていたがテレビのイメージと違って優しい感じもした。世界平和に貢献してほしい」と話していた。
(2009年2月17日11時17分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090217-OHT1T00094.htm