国の重要無形文化財、久留米絣(かすり)の新作展が16日、久留米市役所2階「アートスペース」で始まった。久留米絣技術保存会と久留米絣技術保持者会が共催し、保持者会の会員や技術研修生の作品など約20点を出展している=写真=。
井桁(いげた)などの昔ながらの模様や、曲線を使った複雑な模様の絣のほか、明治時代に製作されたとされる城の模様が入った古布なども展示する。
保持者会の森山虎雄会長(76)は「職人が受け継いできた伝統の技を見てほしい」とPRしている。
20日まで。入場無料。午前9時から午後4時まで。問い合わせは保存会(0942・30・9225)へ。(沢井友宏)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090216-OYT8T01108.htm