広島市内の観光案内板や広島電鉄の停留所などに掲示したQRコードを使い、携帯電話から主要な観光地間の移動手段や所要時間などを無料検索できるシステムの運用が16日、始まった。市や広島観光コンベンションビューローなど5団体でつくる「広島まちめぐりナビプロジェクト協議会」が国土交通省の補助で導入した。
行き先の対象は原爆ドーム(中区)不動院(東区)JR広島駅(南区)宮島(廿日市市)など約50カ所。市の観光サイト「ひろしまナビゲーター」から検索し、出発地と目的地を選ぶと移動手段と時間、料金を地図付きで表示する仕組み。
約400カ所に携帯電話用のQRコードを掲示したほか、広島駅と平和記念公園(中区)の観光案内所にも、3台の検索用パソコンを設置した。ひろしまナビゲーターwww.hiroshima-navi.or.jp
【写真説明】観光案内所のパソコンで新システムを確かめる広島観光コンベンションビューロー職員(広島市中区の平和記念公園)