芦田川下流水質浄化協議会が16日、福山市のウェルサンピア福山であった。2011年度までの水質改善計画の途中経過が報告され、住民が積極的に浄化に取り組む重要性があらためて確認された。
協議会は芦田川の環境改善に官民で取り組む組織。07年度に11年度までの目標を決めたが、この日の会議では07年度の水質調査で4地点のうち支流の高屋川流域と瀬戸川流域の2地点がすでに目標をクリアしていたことが報告された。
また、下水道未整備地区で、家庭の洗剤量を減らすことなどを呼び掛けた結果、リンや水中浮遊物が減少したことも分かった。
【写真説明】開会のあいさつをする尾島勝会長(中央奥)