広島県がカンボジアで進める復興支援の現場を視察するツアーの参加者が16日、三原市本郷町の広島空港を出発した。ひろしま国際センターと国際協力機構(JICA)中国国際センターの共催で5回目。
ツアーは23日までで県内の大学生ら17人が参加。県出身の教諭が働く同国北西部の「シェムリアップ州教員養成学校」などを視察し、現地の子どもの健康診断を手伝ったり、ポル・ポト派の圧政を受けた元難民の話を聞いたりする。県内の学校で不要になった鍵盤ハーモニカ40個を贈ることにしている。
【写真説明】カンボジアの復興支援の視察へ出発する参加者ら