被爆前から復興期の広島の街並みや市民の暮らしを紹介する「写真でみる懐かしの広島」が16日、広島市中区の市公文書館で始まった。5月15日まで。市制120周年の記念展に向けたプレイベントとなる。
戦前の広島で写真館を営んでいた松本若次さん=1965年に76歳で死去=が撮影した30年前後とみられる紙屋町交差点の写真など約50点を展示。吉岡宏夫さん(82)=安佐北区=が1月に寄贈した被爆前の繁華街を記録した映像も公開している。
展示は平日午前9時—午後4時半、無料。
【写真説明】戦前から復興期にかけての街並みを紹介する写真展