東京円、６８銭円安の１ドル＝９２円２４〜２７銭（読売新聞）

2009年02月17日(火) 19時37分

　１７日の東京外国為替市場の円相場は、中川財務・金融相の辞意表明を受けて円売り・ドル買いが加速し、一時、１ドル＝９２円７５銭まで急落した。

　９２円台後半まで円安が進んだのは約１か月半ぶりだ。その後は円が買い戻され、午後５時、前日（午後５時）比６８銭円安・ドル高の１ドル＝９２円２４〜２７銭で大方の取引を終えた。中川財務・金融相の辞任を巡る混乱が、今後の国会での予算案審議に影響するとの懸念が円売り圧力につながっている。

　対ユーロでは、円相場は午後５時、前日（同）比１８銭円高・ユーロ安の１ユーロ＝１１６円５５〜５９銭で大方の取引を終えた。