米国の不動産王として知られるドナルド・トランプ氏が率いるカジノホテル運営会社「トランプ・エンターテインメント・リゾーツ」が17日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。負債は約17億ドル(約1560億円)。米メディアが伝えた。
同社はニュージャージー州アトランティックシティーでカジノホテルを展開、金融危機による不況で業績が悪化し資金繰りに窮した。傘下ホテルの売却も決めたが難航。2004年にも破産しており、今回で破産申請は3回目。
トランプ氏は13日に取締役会会長を退いた。トランプ氏が展開するほかの不動産事業などに申請は影響しない。(共同)
(2009年2月17日22時55分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090217-OHT1T00196.htm