横浜のドラフト１位松本（早大）が１７日、２軍との練習試合に「１番、中堅」で先発し２安打３打点の活躍をした。本人は「一喜一憂はしない」と慎重だが、大矢監督を「大きな手応えを感じた」と喜ばせた。
１回は「狙っていた」直球をたたき、中越え二塁打で３点の口火を切った。無死一、三塁の第２打席は「狙い球が絞れなかったので最低限、犠牲フライ」と左飛を打ち上げての打点。二死二、三塁の第３打席は右中間三塁打で２打点を加えた。
それぞれの状況で求められる役割を果たしたが、松本は「最初の安打が一番。監督にいいインパクトを与えられた」と話した。大矢監督も「最初に打てるのも運」とルーキーの持つ１番打者としての魅力を感じていた。
もちろん、金城、吉村らが控える外野の競争は厳しい。指揮官は「盗塁とかまだ試したい部分はある」としながらも「使う時は１番、中堅というイメージだ」と最大限、チャンスを与えていく考えを示した。