阪神が17日、沖縄・宜野座での1次キャンプを終えた。就任1年目の真弓監督は「自分なりにうまくいったと思う」と手応えを口にした。
久保田らが故障で2軍の安芸組に回るアクシデントはあったが、天候に恵まれ、順調にメニューを消化した。オフに故障した個所を手術した金本や、下柳、矢野のベテラン陣についても、指揮官は「思ったよりも進んでいる」と心配はしていない。また初の実戦で本塁打を放った新外国人メンチの外野守備についても「試合で十分守れるなとみている」と話した。
鳥谷は右手薬指をねんざしたものの、開幕への影響はないものとみられ「久慈(守備走塁)コーチが力を入れてノックした。かなり上達した」と評価した。
ただし、キャンプの採点は「70点やね」とやや厳しい。理由を「どういう形で、オープン戦で力を出していくかがある。(ここから)20、30とプラスしていきたい」と説明した。19日から高知・安芸で始まる2次キャンプで、総仕上げに取り掛かるつもりだ。