クリントン国務長官は17日夕、東京大学で学生約270人と約1時間にわたって対話した。
女性の権利問題に取り組んできた長官らしく、女子学生に対しては、「自分に正直に生き、可能性に挑戦しなさい」と熱いメッセージを送った。
長官は、「テロ組織の多くは、女性から教育の機会を奪うことを目的の一つにしている」と指摘し、「(これに反対する)イスラム世界の声と、協力していきたい」と力を込めた。
参加した女子学生からは、「どうしたらあなたのように強くなれますか」との質問も。長官は「難しそうなこともやってみるのが大事。私みたいに」と、失敗に終わった大統領選への挑戦を暗に示唆して会場の笑いをとった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00937.htm