軍民共用空港として30年以上、運用されている青森県三沢市の米空軍三沢基地。東京、大阪など4路線(うち2路線は休止)あるが、利用者数はピーク時から半減し年間約30万人。東京便増便などが課題だ。
1952—65年の民間機就航、休止を経て75年に再開。85年、第三セクター会社運営の新ターミナルビルが完成した。他の民空関連施設は運輸省(現国土交通省)が整備、管理している。
現在、日本航空が東京一日3往復、大阪同1往復を結ぶ。札幌、関西空港間の各路線は運休。利用者数は、関空線を除く3路線あった99年度の約59万人をピークに減少傾向。東北新幹線盛岡—八戸間が開通した2002年度以降、東京便減便や機材小型化も影響し、07年度は約29万人に減った。