名古屋市中川区の中川消防署下之一色出張所で先月28日、天ぷら鍋をコンロにかけたまま出動し、台所の窓などを焼く火災を起こしたとして、同市は17日、男性消防士長(37)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分に、上司の中川消防署長ら4人を文書訓戒などの処分にしたと発表した。
市は「消防士による失火という、職業柄あってはならないことで、信用を失墜させた」としている。
市消防局の取り扱い方針では、職場での業務上失火は通常、戒告処分となるが、今回は「社会的な影響が大きかった」として1段階重い減給処分にしたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090217-OYT1T00777.htm