伊ローマでのG7(先進7か国財務相・中央銀行総裁会議)後の会見で、しどろもどろな言動を見せ、居眠りと泥酔疑惑が掛けられていた自民党の中川昭一財務・金融相(55)は16日、騒動について「お酒と薬の相乗効果で誤解を招いたのは事実。申し訳なく思っている」と謝罪した。
財務金融委員会の前に取材に応じた中川財務相は「疑念ではなく事実」と明言。行きの飛行機の中で風邪薬を多めに飲んでしまい、さらに現地でのパーティーで飲んだワインが「増幅した」結果、事態を招いたという。薬は朝昼晩と摂取したというが、会見の直前に飲酒した事実などはなかったと主張。さらに「疲れていたし、体調も悪かった」とも話した。
野党から辞任要求の声が高まっていることについては「首相がご判断されること」とした。
(2009年2月16日14時25分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090216-OHT1T00216.htm