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2009年02月16日(月) 10時36分

原爆ドームの内部公開…3年に1度の健全度調査でスポーツ報知

 世界遺産・原爆ドーム(広島市中区)の劣化状況を確認するため、広島市が約3年ごとに実施している健全度調査に合わせ、普段は立ち入り禁止の内部が16日、報道陣に公開された。

 1992年以降、6回目の調査。観光客の少ない冬場を選び、作業用の足場がドーム周囲に組まれた。作業員の落下防止用シートをメッシュにして、外観が見通せるよう配慮されている。

 現場での作業は3月10日までで、壁のひび割れや鋼材の腐食・変形の有無のほか、建物が傾いたり沈下したりしていないかを詳しく測定。結果は学識経験者らによる保存技術指導委員会に報告され、必要に応じ補修する。

 2006年の前回調査では、保存に影響のある点は確認されなかった。

(2009年2月16日10時36分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090216-OHT1T00112.htm