15日午後10時20分ごろ、大阪市北区角田町のユニクロ梅田店に1階入り口から男が侵入、副店長(32)にナイフを突きつけ「きょうの売上金を出せ」と脅し、副店長に手伝わせて11人の従業員の手首を粘着テープなどで縛った。さらに副店長に1—3階の金庫を開けさせ、中から現金約250万円を奪った。
警察官が駆けつけると、男はエレベーターで4階に逃走。窓ガラスを破って屋上に逃げ、近くを走るJR線の高架に向けて現金をばらまいた後に、強盗の現行犯で逮捕された。
調べでは、男は自称大阪市住之江区、会社員平田雄樹容疑者(31)。副店長や従業員にけがはなかった。
ナイフや粘着テープを持参していたことから、府警曽根崎署は計画的な犯行とみて調べを進める。容疑を認めているという。
現場はJR大阪駅や阪急梅田駅の東側で、飲食店やブティックが密集する一角。ユニクロ梅田店は午後9時までの営業で、ビルの地下1階から3階までが店舗。
今月1日には、大阪市住之江区のユニクロ住之江店にナイフを持った男が押し入り、現金約40万円を奪う強盗事件があった。
(2009年2月16日10時36分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090216-OHT1T00088.htm