16日午前10時25分頃、岐阜県飛騨市神岡町伏方のスキー場「スターシュプール緑風リゾートひだ流葉」で、リフト6本が同時に停止し、乗客約100人が宙づりになった。
このうち、3本はすぐに予備電源に切り替わり乗客を頂上まで運んだが、残る3本に乗っていた44人は、パトロール員らに救出されるまで、最大約30分にわたり、宙づりのままリフトに取り残された。取り残されたのは、全員がスキーの体験学習に来ていた大阪市内の中学生だった。けが人はなかった。
同スキー場によると、ゲレンデ中腹(標高約800メートル)の電柱に取り付けてある電力量測定器の端子が、強風であおられた松の枝と接触し、ショートしたのが原因らしい。リフトは約2時間後、全面復旧した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090216-OYT1T00860.htm