一般市民による落語サークル「ひびき落笑(らくしょう)会」が発足し、15日、八幡東区の八幡東生涯学習センターで初練習を行った。落語に関してはほとんどが素人という中高年約20人のグループ。「笑いを通した健康づくり」をテーマに、毎月2回集まって噺(はなし)の腕を磨き、老人ホームでの慰問寄席などを目指す。
メンバーは、生涯学習活動に取り組む八幡東アカデミー運営委員会が昨年7〜11月に開いた落語講座の受講生ら。「このまま終わるのはもったいない」と、サークルをつくることを決めた。
今後は毎月第1日曜日と第3土曜日に同センターに集まって練習を重ねる。北九州市内で公演活動を行っている小倉南区湯川の山椒家小粒(本名・菅伸一)さん(51)が講師を務める。
この日は、草原佑雄会長(65)(直方市感田)が立川志の輔さんの「親の顔」を披露し、早速笑いを誘った。草原さんは「みんなで勉強しながらゆっくり会を発展させたい」と話した。
同サークルは随時メンバーを募集する。問い合わせは、会員の山下厚生さん(093・652・8597)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090215-OYT8T00844.htm