全国有数のひな人形の産地である八女市で15日、「雛(ひな)の里・八女ぼんぼりまつり」が始まった。市中心部にある福島地区の商店や民家約100軒にひな人形が展示され、一帯は華やいだ雰囲気に包まれている。3月22日まで。
今年で12回目。同市が発祥とされる、木箱に男びなと女びなが入った「箱びな」を中心に並べ、展示場所の目印として、店先などにピンク色のちょうちんを掲げている。
15日は、おひな様の衣装を身にまとった地元の園児144人が「うれしいひなまつり」を歌いながら地区内を練り歩き、まつりのスタートをアピールした=写真=。期間中は、十二単衣(ひとえ)と束帯姿で執り行う結婚式など、様々なイベントを行う。問い合わせは市商工観光課(0943・23・1596)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090215-OYT8T00868.htm