「足手荒神さん」の名で知られる嘉島町上六嘉の甲斐神社で15日、例大祭があり、多くの参拝客でにぎわった。
神社の祭神は、御船城主だった甲斐宗運と子の宗立。宗立が戦で重傷を負って当地にたどり着き、手厚く看護をしてくれた村人に「手足の不自由な人々を救ってやろう」と言い残して世を去ったとの伝説が残り、手足の病気などに御利益があるとされる。
この日は、拝殿に手や足をかたどった木札が奉納された。宇城市松橋町の内山東洋彦さん(65)は「登山でひざを痛めたので、早く完治するように」とお参りしていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090216-OYT8T00155.htm