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2009年02月16日(月) 00時00分

30年前の“私”と再会読売新聞

30年ぶりに開封された作品などを手に歓声を上げる卒業生ら

 都城市立丸野小の卒業生らが15日、正門そばに設置したタイムカプセルを30年ぶりに開封し、久しぶりに“再会”した思い出の品を手に歓声を上げた。

 カプセルは1978年、当時の在校生らが創立70周年を記念して作製。創立100周年を迎えた年に開封することしていたため、掘り起こした。

 開封式典には、卒業生や当時のPTA役員ら約100人が参加。カプセルはコンクリート製で地中に埋められ、中にビニールで三重に包んだ記念の品を入れていた。

 重機でカプセルを壊し、当時の身長と体重、手形を記した紙や似顔絵などが中から取り出されると、卒業生は少し黄ばんだ紙を、お互いに見せ合って、「懐かしい」などと喜び合った。

 同市野々美谷町、主婦村田みゆきさん(41)は「開封を友達と迎えられ良かった。当時の楽しかった思い出がよみがえってきます」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090215-OYT8T00708.htm