呉市は新年度から、市内2カ所の陸上競技場の整備や設計に入る。二河町の市陸上競技場を多目的グラウンドに再整備。郷原町にある市総合スポーツセンター陸上競技場は大規模大会が開けるよう改修する。
二河の競技場は6レーンのトラックを廃止し、ソフトボールやサッカーができるグラウンドを造る。外周に1周約400メートルのランニング・ウオーキングコースを設け、防球ネットを設置するほか夜間用の照明灯を追加。2010年度の使用開始を目指す。
郷原の競技場は全天候型レーンを現在の6から8に増やす。電気計測写真判定機や観客席も設置し、競技場としての水準を高める。新年度に調査・設計に入り、11年度中の完成を目指す。
【写真説明】呉市が多目的グラウンドに再整備する二河町の市陸上競技場